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スズメのおしゃべり その3 [博士の発明シリーズ]

博士は発明の天才です。
スズメのおしゃべり聞きマシーンは町のみんなをニコニコにしていました。

博士の町に大きな町から夫婦の観光客が来ました。
有名な観光地でも何でもない町なので、夫婦の観光客の話はすぐにスズメたちのおしゃべりの的になりました。
夫婦は駅前の観光案内所にやっていました。
そこで、「この町で一番きれいな景色はどこでしょうか ? 」とか、「この町のお土産は何がいいでしょうか ? 」とか、「お昼はどこで何を食べたらいいかしら ? 」などと質問をしました。
夫婦は観光案内所の人に言われた通り、まず、1丁目の果物屋さんに来ました。
すると、「やぁ、待っていたよ。この町で一番きれいな景色が見たいんだろ ? 」と果物屋さんのおじさんに言われました。
夫婦は「観光案内所の人が電話をしておいてくれたのかな ? 」と思いました。
「それだったら、ついて来な。オイラが一番大好きな所を特別に教えてやるよ。」
おじさんはそう言って、果物屋さんの配達の車で夫婦を山の陰の湖まで連れてきました。
「わーーーー。」夫婦は二人そろって歓声を上げました。その湖はものすごくきれいな色の水でした。そして、その水面に山の紅葉が映っていました。
すばらしい景色に感動したまま、夫婦はおすすめの食堂に移動しました。
食堂に着くと、「待っていましたよ。さあ、どうぞ」と言われてまたびっくり。そこには今見てきた紅葉の葉の上においしそうな川魚が載っていました。
最後に夫婦は町に一軒しかない土産物屋さんに行きました。
夫婦は自然と、かわいらしいスズメの置物を買って帰りました。
夫婦はニコニになって帰りました。
じゃ、おやすみ。


2012-11-16 09:42  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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